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前立腺肥大症での排尿時前立腺部尿道の形態観察

Research Project

Project/Area Number 09671647
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Urology
Research InstitutionJichi Medical University

Principal Investigator

中村 昌平  自治医大, 医学部, 助教授 (40107636)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords前立腺肥大症 / 排尿 / 形態計測
Research Abstract

はじめに、前立腺の三次元的輪郭の観察について研究した。
超音波による前立腺計測は古くから行われてきた。経直腸的走査法では、プローブを正確に平行移動させて、その位置を正確に計測することができる特徴がある。ただ、計測困難な部位がある。前立腺の横断像では、前立腺の底部(膀胱に接する部分)や尖部では明瞭な像が得られない。前立腺のカプセルに対し断層面が接線方向になるためである。一方、リニア走査での縦断像では、前立腺の右端左端の輪郭のトレースが困難である。
この問題点を解決するため、右端左端にあたる輪郭の抽出は縦断層像でトレースし、底部尖部にあたる輪郭の抽出は横断像でトレースした。両者のトレース像をパソコンを使用して合成できるようにした。この目的のために、まずプローブを固定する部分を工夫した。1.プローブの移動によって前立腺が移動しないようにした。縦断走査と横断走査で像の位置ずれが生じないようにした。2.横断像では5mm間隔でプローブを平行移動した。3.縦断像では10度ずつの一定の間隔で走査の角度を変えられるようにした。
実際の三次元的形態観察では、まず横断像で形態を計測した。つぎに等角度間隔で撮影された縦断像の底部・尖部をトレースし、横断像の断面にそれを重ねてパソコンにより投影した。これによって、横断・縦断のいづれか明瞭な輪郭を使用して形態計測ができた。
前立腺部尿道の内部の拡張性や進展性を知るため、前立腺内に径1cmのゴム製のカテーテルを挿入しカテーテル内の圧力と前立腺尿道の径を計測できるようにした。圧力と尿道の前後径・左右径を計測した。臨床応用を図っているところである。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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