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会話理解過程への視覚的イメージの視点による影響に関する時系列的な検討

Research Project

Project/Area Number 09710113
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教育・社会系心理学
Research InstitutionTokyo Junshin Women's College

Principal Investigator

福田 由紀  東京純心女子大学, 現代文化学部, 講師 (90241190)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords会話文理解 / 視覚的イメージの視点 / 視覚的イメージ / 反応時間
Research Abstract

「会話理解過程への視覚的イメージの視点による影響に関する時系列的な検討」の目的は,話される会話に焦点をあわせ、より一般的な談話に関する視覚的イメー2の視点の影響を検討することである。平成9年度では,目的を果たすための実験の会話材料を収集した。平成10年度はそれらを用いて以下のような実験を行った。
予備調査として,会話文のシーン分割に関する妥当性を検討した。その結果,分割されたシーンには意味的なまとまりがあり,かつ,他シーンとは独立していることが認められた。次に被験者として大学生を用い,1シーンの聴覚刺激を提示した後に,そのシーンに対応した視覚刺激を提示した。視覚刺激は,文章の視点がおかれている空間的位置から見た情景をコンピュータ・グラフィックス・ソフトで作成した。被験者の課題は,聴覚提示された会話文の1シーンによって喚起された自分の視覚的イメージと,提示された視覚刺激との異同を判断することである。その反応のパターンと反応時間(ミリ秒単位)を計測した。その結果,書かれた談話(物語や説明文)を材料とした先の実験と同様に反応パターンに個人差があり,視点の転換の際に,反応時間がそれ以外の場合よりも長くかかった。しかし,材料として道案内場面を設定したため,既知の場所か否かによって結果が異なった。また,若干ではあるが性差が認められた。このように談話の種類による影響だけでなく,会話のような日常的な状況では既有知識や心的地図の作成方法などが関わっていることが推測される。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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