Project/Area Number |
09740198
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
素粒子・核・宇宙線
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
前川 展裕 (前川 展祐) 京都大学, 大学院理学研究科, 助手 (40273429)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 超対称性 / 超対称性の力学的破れ / gauge messenger / 大統一理論 / 異常U(1) / ゲージ対称性 / dilaton stabilization / lepton flavor violation / 双対性 / 超対称性の破れ |
Research Abstract |
1、 従来のgauge mediated SUSY breaking modelにおいては、messenger fieldとしてvector-1ikeなchiral multipletを用いていますが、massive vector multipletを用いても超対称性の破れをmediateすることができます。面白い特徴としましては、massive vector multipletを用いると超対称性を破ると同時に大統一理論のゲージ群を破るような模型が出来る可能性があるということです。massive vector multipletを用いて現実的な模型を作ることは、負の質量の二乗項が出る等の困難のため、我々の研究以前にはなされていませんでしたが、我々は初めてその困難を回避し、超対称性と大統一理論のゲージ群を同時に破ることが可能であることを具体的な模型を作ることで示しました。また、その模型の中で、超対称性模型の大きな問題の一つである、ミュー問題を解決する一つの方法を提案しました。 2、 超対称性の破れとフェルミオンの質量の構造を異常U(1)ゲージ理論を用いることによって、同時に理解するという可能性は非常に魅力的ですが、残念ながら、FCNCが現実よりも大きく出るとか、color chargeが破れる等の問題がありました。これらの問題は、少なくとも、dilatonの安定性の問題をdilatonのケーラーポテンシャルを変形する(特に二回微分が小さくなる)ことで回避するようなシナリオでは、dilatonのF termによるSUSY breakingが、異常U(1)D termによるものより、大きくなり得て、そのために避けられる可能性が指摘されていました。我々は、その比は、モデルによって、それほど、変化せず、従って、FCNCが予言できることを示しました。特に、ミュー粒子の電子と光子への崩壊で、実験的に近い将来このシナリオは確かめられることを示しました。 3、 我々の空間がより大きい次元の中に埋め込まれている可能性について、特に大統一理論とのからみで、調べています。
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