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ゲージ場の頂点関数に於ける輻射補正とその対称性に関する考察

Research Project

Project/Area Number 09740219
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 素粒子・核・宇宙線
Research InstitutionKure University

Principal Investigator

香月 保彦  呉大学, 社会情報学部, 助教授 (70279090)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywordsゲージ対称性 / 頂点関数 / 輻射補正 / 超対称性
Research Abstract

ゲージ場の自己相互作用に関して、″標準モデルを超える理論″のもつ対称性、あるいはその破れに関する情報を担うパラメータの導入を試みるため、本年度は以下の研究を行った。
1 超対称性を持つ模型について、昨年度の研究で得られた質量殻上のWポソンを対生成する過程に関する形状因子の評価をおこなった。
2 電子・光子衝突型線形加速器におけるゲージ場の3点相互作用の輻射補正の観測可能性について考察した。
この過程では、電子・陽電子衝突型加速器におけるWボソン対生成過程と異なり、Wボソンが質量殻上に無い場合の輻射補正がt-channelに現われる。また、光子の関する効果だけを取り出せるという利点がある。
3 Wボソンが質量殻上に無い場合について、1.と同様の評価をおこなった。
この場合、Wボソンが質量殻上の過程では現れない寄与がCPを破る形状因子に存在する。
4 3.の結果を2.の散乱過程に適用することによって、散乱振幅の評価をおこなっている。
この計算には、本年度の補助金で購入した数式処理ソフトを利用している。
結果は、間もなく論文として発表する予定である。
5 光子・光子衝突型線形加速器におけるゲージ場の自己相互作用の輻射補正について考察している。この場合、ゲージ場の4点相互作用が直接観測可能である。
まだ結果は出ていないため、この試みは来年度に継続する予定である。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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