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魚類精子形成関連分子プローブの検索

Research Project

Project/Area Number 09740618
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 生物形態・構造
Research InstitutionTeikyo University of Science & Technology

Principal Investigator

平井 俊朗  帝京科学大学, 理工学部, 助手 (30238331)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywords精子形成 / 生殖腺刺激ホルモン / 遺伝子クローニング / DNAポリメラーゼ
Research Abstract

精子形成各発達段階ごとの試料を容易に入手できるサクラマスならびにアサヒアナハゼをモデル材料として、魚類精子形成関連遺伝子の単離を目指した。これまでに膜7回貫通型受容体共通配列をもとに生殖腺より2種、甲状腺より2種の糖蛋白質ホルモン受容体様遺伝子の部分クローニングに成功している。本年度はこれらの塩基配列をもとにRACE法により、5'側、3'側の完全長クローニングを行い、全構造を明らかにした。その結果、これらは2.0kbから2.5kbの翻訳領域を有しており、哺乳類糖蛋白質ホルモン受容体と同様に特徴的に長い細胞外領域を有していることが判明した。他種との比較では膜貫通領域では60%以上の高い相同性を示したのに対して、細胞外、細胞内領域では30%以下の相同性であった。また、全体的な構造比較から生殖腺より単離した2種は哺乳類の生殖腺刺激ホルモン受容体に、甲状腺より単離した2種は甲状腺刺激ホルモン受容体に近いことが判明した。さらに、4種の遺伝子の発現の組織分布をノーザンブロット法とRT-PCR法にて検索したところ、前2者は生殖腺に強く発現しており、これらが魚類の生殖腺刺激ホルモン受容体をコードしている可能性が高いと考えられる。一方、精巣と他臓器間におけるsubtraction法により精巣特異的遺伝子ライブラリーの構築を行った。作製されたライブラリーの評価のため、既知の精子形成関連遺伝子(受容体遺伝子ほか)含有量の増加、組織非特異的恒常発現遺伝子(βアクチンほか)含有量の減少を調べたところ、明らかに精巣特異的cDNAの濃縮が見られた。今後、このライブラリーに含まれるcDNAについて個別に発現動態(組織分布、精子形成に伴う発現量の変化など)を解析する予定である。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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