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磁性流体を用いた回折型光学素子およびホログラムの試作に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09750060
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied optics/Quantum optical engineering
Research InstitutionWakayama University

Principal Investigator

野村 孝徳  和歌山大, システム工学部, 講師 (80222206)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords回折格子 / 磁性流体 / 光学素子
Research Abstract

磁性流体を用いた回折型光学素子作成装置を試作した.リニアステージ,RC発振器,オ-ディオ用磁気ヘッドを組み合わせて装置を試作した.リニアステージは一定の速度で移動する必要があるが,本研究課題における回折格子の試作を可能にするためには,解析の結果,秒速0.5mmから秒速10mmまでの移動速度が必要であることが明らかになった.そこで,本仕様を満たすステージを外注した.このステージと10Hzから1MHzまでの正弦波発振器をとりつけたオ-ディオ用磁気ヘッドを組み合わせて任意の一定の格子間隔をもつ一次元の反射型の回折型光学素子試作装置を作成した.本試作装置を用いて回折型光学素子を試作した.すなわち,電気的に回折格子を磁気パターンとして書き込んだ後,磁性流体を塗布することによって物理的な回折格子に変換した.試作した回折型光学素子の光学的な回折パターンによる測定,および顕微鏡による観察から設計通りの回折格子が作成できていることを確認した.ステージの移動速度および発振器の発振周波数を変化させることにより任意の格子間隔の回折格子を試作することに成功した.現時点では試作システムのコンピュータ制御は未完成であるが,効率よく回折格子を試作できるように制御プログラムの開発を行っているところである.今後は試作システムの改良を進め,光コンピューティング分野へのインターコネクション素子などとしての応用を考慮し,ステージの移動速度をコンピュータ制御できるようにし,格子間隔が一定ではないような任意の形状をした回折型光学素子の設計を行っていく予定である.

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Takanori Nomura: "Phase-Encoded Joint Transform Correlator to Reduce an Influence of Extraneous Signals" Applied Optics. 37巻(印刷中). (1998)

    • Related Report
      1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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