イベント情報および高度交通情報提供による都心部活性化対策案の検討
Project/Area Number |
09750613
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
交通工学・国土計画
|
Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
藤田 素弘 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 助教授 (90229013)
|
Project Period (FY) |
1997 – 1998
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
|
Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | 交通情報 / 都心活性化 / イベント / 公共交通促進 / イベント情報 / パークアンドライド |
Research Abstract |
本研究では、最近になってその実現が現実味を帯びてきた、高度交通情報システム(ITS,VICSなど)を有効に利用することで、都心部とその周辺部の交通渋滞情報を事前に提供して、渋滞時には最寄りの駅からのパークアンドライドを促すことによって、都心部の渋滞解消、徒歩周遊客の増加および賑わいの復活を目指そうとするものである。この場合においては、交通情報だけでなく都心部のイベント情報やショッピング情報なども効果的に提供すれば、都心部の集客力の強化に役立つものと考えられる。 本研究では,まず都心におけるイベント情報や高度交通情報の提供によって公共交通機関利用をどれだけ促進できるかをある程度概算することを目的としてアンケート調査を実施したが,600件程度の有効回答が得られた.そのアンケートに基づいて分析した結果,概算で5%程度のドライバーが渋滞情報が与えられれば,公共交通で都心まで来ると考えていつ事が分かった.また,本研究では非集計モデルによって,公共交通への転換特性をモデル化したが,比較的精度のよいモデルを構築することができた.本モデルによって,都心までの車所要時間と交通情報の有無,各個人の公共交通機関へのアクセスの容易さ等との関係が明らかになり,交通情報提供時の需要予測が可能となった.
|
Report
(2 results)
Research Products
(5 results)