乾式部材を用いた一戸建住宅の外壁工事における発生残材の軽減手法に関する研究
Project/Area Number |
09750699
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
角田 誠 東京都立大学, 工学研究科, 助手 (10180035)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 残材量 / 一戸建住宅 / 乾式部材 / 軽減手法 / 外壁工事 / 割付方法 / 転用方法 |
Research Abstract |
今年度は、前年度の成果ー一戸建て住宅の乾式外壁構法において発生する残材量の実態及び発生要因の把握ーを基に、残材軽減手法の構築を行うとともにそれらのフィージビリティについて検討した。 まず、外壁材の部材寸法,外壁面の割付設計方法,施工方法の3つの観点から残材軽減手法を作成し、モデル住宅において発生残材量のシミュレーションを行った。その結果、各手法においていかなる対策を講じても減少できない残材,手法の適用により減少の可能性がある残材,必ず減少できる残材が明確にできた。さらに、各手法の組み合わせや重み付けを変化させ統合した軽減手法を構築し、同様のシミュレーションを行った結果、残材軽減手法は外壁面の割付設計方法に包含させることが有効であることを示し、その際のインプット条件として部材寸法を用い、施工面での部材転用度をパラメータとした発生残材量推定式を導き出した。 次に、構築した残材軽減手法を実際の施工現場に適用させるための、コンピュータを用いた割付設計システムを作成し、机上におけるその有効性を明らかにした。作成したシステムでは割付設計者を運用者として想定しているため、施工者への情報伝達を如何に行うかなど施工現場での適用に際して解決すべき問題が残されていることを示した。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)