定常的な外場負荷環境での組織形成過程の放射光によるその場観察
Project/Area Number |
09750731
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Physical properties of metals
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
奥田 浩司 京都大学, 工学研究科, 助手 (50214060)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | Al-Ag / GPゾーン / 塑性変形下の相分離 / driven syseem / 拡散相変態 / driven system / 放射光小角散乱法 / Al-Zn / 時分割測定法 |
Research Abstract |
Al-Ag単結晶試料を用い、引張変形下でのGPゾーン形成及び成長のキネティクスを2次元放射光小角散乱強度のその場測定によって調べた。 高分子材料の剪断変形下の相分離過程を比較した場合に以下のような特徴を持つ事が明らかとなった。(1)剪断歪は高分子の場合のように一様なもににはならない。(2)しかしながら、明確なゾーン成長の鈍化と非常に小さいながらも形状異方性の出現が認められた。 成長則の変化に関してはゾーンの切断機構による破壊と、それに対する拡散律速成長の競合が支配的であるが、ゾーン破壊は本実験条件下では析出体積率の減少とは結びつかない。また剪断による撹乱的抵抗の第二相サイズ依存性が流体と異なる事が成長則の変化がポリマー程大きくない原図であると考えられる。本研究では補助金により作成したその場引張試験機を高エネルギー研放射光実験施設BL-ISAに設置して2次元その場観察(in-situSR-SAXS)いより構造変化を調べた。本成果は第11回小角散乱国際会議期待講演(99/5)である。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)