設計者の意志決定を支援する最適設計システムに関する研究
Project/Area Number |
09751014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
船舶工学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
青山 和浩 東大, 工学(系)研究科, 助教授 (80222488)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | CAD / 最適設計 / CIM / FEM / 最適構造設計 / 設計変数 / 製品モデル / GENESIS |
Research Abstract |
計算機を設計において如何に効率よく利用するかが長年の大きな課題となっている。これまでにも最適な設計解を計算機によって提示することで設計者の意思決定を支援する多くのシステムが構築されている。本研究では,構造設計における最適解の生成に着目し,設計者に対して構造最適設計システムを用いて簡便に最適解を提示することによって,設計者を強力に支援するシステムを構築することを目的した。 本研究では,汎用の最適構造設計システム(GENESIS)を利用し最適解を得るために,GENESISを実行するために必要な最適化の対象の情報や最適化のための情報などの生成を如何に支援し,GENESISで得られる最適化の結果を製品情報として利用するかが重要な課題であると考えた。著者らが構築している製品モデル設計支援システム(SODAS)と最適構造設計システムとの統合化を試み,構造最適設計支援システムを構築した。 1)設計者が決定すべき情報の分類と整理 設計者が最適な構造を設計するためには,その構造を規定する様々な情報を変更し,設定された目的において評価検討することによって,構造を規定する最適な情報の組合わせを決定する必要がある。そこで,構造最適設計システムによって最適化すべき情報を明確にするために,設計者が決定すべき情報を整理した。 2)属性情報の最適化支援 最適化手法で考慮される代表的な属性情報としては,板部材の板厚が挙げられる。また,骨部材の断面形状も部材の剛性を算出するための情報として扱う場合では属性情報と認識することができる。そこで,この属性情報の最適化を支援するために,GENESISによって最適化すべき属性情報(剛性)の抽出は,SODASが管理している部材情報の属性情報(板部材の板厚,骨部材の断面形状など)を利用を検討した。
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Report
(1 results)
Research Products
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