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シバヤギを実験モデルとした泌乳性無発情成立機序の解明

Research Project

Project/Area Number 09760249
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied animal science
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

石川 尚人  筑波大学, 農林学系, 助手 (20202963)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywordsシバヤギ / 多ニューロン発射活動 / 分娩後 / 性周期 / LH / 泌乳性無発性 / LH分泌 / 視床下部
Research Abstract

本研究では、乳仔による吸乳刺激がGnRH分泌に与える影響を解析することを目的として、長期間の連続測定が可能である視床下部基底部の多ニューロン発射活動を分娩後のシバヤギにおいてモニターし、吸乳刺激により同神経の活動が抑制されるかどうかを明らかにしようとした。シバヤギを分娩予定日1カ月まえから、8L:16Dの短日条件下で飼育し、分娩後1週に脳定位装置を用いて、頭蓋骨上部を切除し、生体内電極(6チャンネル)の視床下部基底部への留置手術を行った。手術が成功し、術後の経過が良好であった5頭の多ニューロン発射活動について、各個体の6チャンネル全てについてモニターしたが、多ニューロン発射活動が記録できたのは、2個体について各1チャンネルのみであった。これらの個体では、多ニューロン発射活動の個々のvolleyの振幅が小さく、また、基底値の変動が大きかったため、volleyと基底値の分離が極めて困難であった。従って、他の個体において多ニューロン発射活動が明瞭に記録できなかった原因として、分娩後のシバヤギにおいてはVolleyの振幅が、これまでに調べてきた通常の性周期の場合よりもかなり低いことが考えられた。このことは、分娩後のシバヤギにおいては、視床下部基底部におけるGnRH生産細胞の活動自体が通常よりも弱いことを示唆するものであり、今後、volley検出精度の向上や分娩前のチャンネル記録能力の検索に加え、下垂体から放出されるLHの生物活性についても検討する必要であるものと考えられた。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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