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ブタ始原生殖細胞の体外培養およびブタEG細胞株の作出

Research Project

Project/Area Number 09760252
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied animal science
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

高木 優二  信州大学, 農学部, 助手 (20226757)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywordsブタ / 始原生殖細胞 / PGC / EG細胞 / ES細胞
Research Abstract

マウス胚性幹(ES)細胞や始原生殖(PGC)細胞由来のEG細胞のように多能性を維持し、さらに次世代の子孫が得られる細胞株は、ブタをはじめ家畜では得られていない。そこで本研究では、妊娠22〜33日齢のブタ胎仔よりPGC細胞を採取し、EG細胞株を樹立するために体外培養を試みた。本研究の結果から以下の知見が得られた。1)胎仔の生殖隆起をコラーゲナーゼ・ディスパーゼ液で解離後、抗体磁気ビーズを用いて選択的にPGC細胞を単離・精製する手法につい検討した。その結果、高い回収率、高い純度でPGC細胞が得られることが明らかとなった。しかしながら、得られたPGC細胞の生存率は低く、胎仔採取から細胞の分離までの処理方法についてさらに検討する必要があることが示唆された。2)膜結合型SCF(幹細胞成長因子)を発現するフィーダー細胞(S14-m220細胞)を用いて、PGC細胞の培養を試みた。その結果、S14-m220細胞をフィーダー細胞に用いることによりPGC細胞数がSTO細胞に比べ多くなることが明らかとなった。3)PGC細胞の培養における成長因子の影響について検討した。その結果、PGC細胞をLIF(白血病成長因子)、SCF、bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)の成長因子を添加した培養液中で培養した場合、PGC細胞の増殖は促進されなかった。しかし、これらの因子の他にFK(フォリスコリン)を添加した培養液中で培養した場合、ALP活性の高い細胞が著しく多く増殖することが明らかとなった。Buffalo Rat Liver(BRL)細胞の培養上清液およびアセチルシステインについても検討したが、これらには著しい促進効果は認めれれなかった。以上の培養条件下で継代培養を試みたが、アルカリフォスファターゼ(ALP)活性およびSSEA-1抗体陽性のES細胞様の細胞株は得られなかった。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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