Project/Area Number |
09770049
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Environmental physiology (including Physical medicine and Nutritional physiology)
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
堀田 晴美 (財)東京都老人総合研究所, 自律神経部門, 研究員 (70199511)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 排尿 / 骨盤神経 / 老化 / 伝導速度 / 体性感覚 / 膀胱 / ラット / 排尿機能 / 神経伝導速度 / 有髄線維 / 無髄線維 |
Research Abstract |
本研究は、まず排尿機能の加齢変化の原因を明らかにすることを目的とし、成熟群(3-9ヶ月齢)と老齢群(30-37ヶ月齢)のラットを用い、膀胱支配の骨盤神経の有髄線維および無髄線維の伝導速度、数、大きさを神経生理学的手法・組織学的手法を用いて調べた。 有髄線維の場合、最大伝導速度(成熟群9.7±1.1m/s、老齢群11.0±1.5m/s)、数(成熟群662±27、老齢群625±56)、直径の分布は、何れも加齢により有意な変化は認められなかった。無髄線維の場合、最大伝導速度、加齢により有意な変化は認められなかったが(成熟群1.5±0.1m/s、老齢群1.5±0.1m/s)、数は有意に減少しており(成熟群4133±114、老齢群3113±456)、特に直径が0.7μmより小さい線維が減少していることが明らかになった。加齢により骨盤神経の細い無髄線維数が減少することが、排尿機能低下の一因であると考えられる。 次に排尿機能の低下の治療として鍼灸や理学療法などのような体性感覚刺激を用いる方法の有効性を検討するために、体性感覚刺激が膀胱に及ぼす効果を調べた。麻酔した成熟ラットを用いて、胸椎および腰椎の椎間組織にカプサイシンを注入し侵害性刺激を加えると、膀胱内圧が上昇した上昇した。これらの反応は頚髄で急性に脊髄を切断すると消失し、また、膀胱支配の骨盤神経を切断すると消失することから、骨盤神経を遠心路として脳を介する反射であることが明らかになった。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)
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[Publications] Nakayama,H.,Noda,K.,Hotta,H.,Ohsawa,H.,Hosoya,Y.: "Effects of aging on numbers, sizes and conduction velocities of myelinated and unmyelinated fibers of the pelvic nerve in rats" Journal of the Autonomic Nervous System. 69. 148-155 (1998)
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