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細胞内シグナル伝達研究におけるレーザー分子機能不活化法の薬理学的応用

Research Project

Project/Area Number 09770056
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General pharmacology
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

桜井 隆 (櫻井 隆)  東大, 医学(系)研究科, 助手 (70225845)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywordsレーザー / マラカイトグリーン
Research Abstract

本研究の目的は、レーザー光照射によって限られた任意の領域で任意の時間に標的分子の変性・不活化を起こさせるレーザー分子機能不活化法(CALI法)をシグナル伝達に関与する分子に適用し、阻害薬が細胞に与える効果との比較により薬物の標的分子の同定に応用可能かどうかを調べることである。
本年度は、研究実施計画に従いCALI法を培養細胞に適用するための基礎実験を行なった。CALI法を細胞内のシグナル伝達に関与する分子に適用するためには、この方法の特異性を決定する抗体の検討とともに、1)マラカイトグリーン標識した抗体を細胞内に導入する方法の検討、2)使用する実験条件において、抗体を介して標的分子に結合したマラカイトグリーンからレーザー光照射により生じるラジカルが十分に作用し、標的分子の機能不活化を起こしうるかどうかの検討が必要である。そのため、すでにCALI法の応用がなされ、いくつかの抗体で標的分子不活化の効果が明らかとなっている後根神経節細胞を用い、標識抗体の細胞内導入法を検討した。さらに、マラカイトグリーン標識した非特異的IgGをネガティブコントロールに用いて、特異的抗体が実際に細胞機能に変化を与えることを確認した。
今後、ミオシン軽鎖キナーゼなどシグナル伝達に関与する分子に対する特異的抗体をマラカイトグリーン標識し、レーザー光照射によるin vitroでの分子機能変化・標識抗体を導入した細胞に与える変化を検討していく予定である。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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