Project/Area Number |
09770219
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
田中 稔之 大阪大学, 医学部, 講師 (30217054)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | HEV / 血管内皮細胞 / リンパ節 / 3'末端特異的cDNAライブラリ / 組織特異的遺伝子 / cDNAクローニング / 組織形成 / 遺伝子発現 |
Research Abstract |
リンパ節の初期発生過程ではすべてのhigh endothelial venule(HEV)がMAdCAM-1を発現する。本年度はMAdCAM-1^+ HEVの形質を遺伝子発現パターンとして把握し、リンパ組織の発生に関わる遺伝子を同定することを目的として、3'末端特異的cDNAライブラリを用いた「遺伝子発現プロフィル」の解析とMAdCAM-1^+EV特異的な遺伝子の特定を試みた。 【1】 MAdCAM-1^+HEVの精製および3'末端特異的cDNAライブラリの作製と塩基配列の決定酵素消化により得たマウスリンパ節ストロマ細胞画分から、抗MAdCAM-1抗体(MECA-367)を用いた磁気ビーズ法により約90%の純度でHEV細胞を精製した。3′末端特異的cDNAライブラリを作製し、無作為に選択した2,101クロンの塩基配列を決定し、塩基配列の相互比較と出現頻度解析から遺伝子発現プロフィルを得た。これらのクロンは1,304種類の遺伝子に分類され、このうち926種が新規遺伝子であることが示された。 【2】 MAdCAM-1^+HEV特異的新規遺伝子の探索上記の遺伝子発現プロフィルとCD31^+血管内皮細胞やCD4^+T細胞およびB220^+B細胞などの遺伝子発現プロフィルとの比較を通じて、MAdCAM-1^+ HEVに特異的に発現する411種の遺伝子を同定した。データベース検索の結果、このうち311種は新規遺伝子であった。dbESTおよびTIGRデータベースを用いた5′端配列の取得を通じて、MUC18やTGFβreceptorに関連する分子群を見い出しつつある。これらについては別に作製したcDNAライブラリを用いて、全長を含むcDNAクローンの単離を試みている。
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