AIDS治療へ応用されうるHIV-Nefタンパクのシグナル伝達の分子生物学的解析
Project/Area Number |
09770315
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内科学一般
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
井上 雅広 (井上 政広) 徳島大学, 分子酵素学研究センター, 助手 (00232562)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | HIV / Nefタンパク / チロシンリン酸化酵素 / JAK-STAT / Nef / ephファミリー / イムノグロブリンスーパーファミリー |
Research Abstract |
サイト力インレセプター(IL-6,IL-11,CNTFR,LIFなど)に共通に見られるgp130分子は、サイトカイン刺激により、YXXQ及びYXXVモチーフのチロシン残基がリン酸化され、STAT3およびPTPIDが各々結合することが知られている。Nefタンパクにも共通のモチーフがあることが知られている。私は、GST-Nefフェージョンタンパクが、eph群のチロシンキナーゼで、大腸菌TB-1により、リン酸化されることを見出した。そこで、eph群のチロシンキナーゼをCos7細胞にnef遺伝子とともに導入し、リガ一ドを加えるもNefタンパクのチロシンリン酸化は確認されなかった。そこで新たに、リン酸化されたGST-Nefを用い gt IIで作られたヒト骨髄のcDNAライブラリーの発現クローニングを現在行っている。今すでにクローニングされてきたものは、Hckなと、既知のチロシンキナーゼで、新規のNefタンパクとの結合が分かっていないものは、今のところ、このスクリーニング方ではとれてきていない。Nefのリン酸化によってSTAT3の活性化が起こるがどうがをゲルシフトアッセーにて確認したが、Nefのリン酸化がin vivo,つまりCos7細胞の中で起こらなかったため確認されなかった。またPTP-IDがNefのリン酸化に伴い活性化されるがどうかを確認する実験もNefの明確なリン酸化がCos7細胞内で認められなかったため行わなかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)