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血管平滑筋細胞増殖における低分子量G蛋白質RhoAによるPLD活性化

Research Project

Project/Area Number 09770520
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

甲斐 久史  久留米大学, 医学部, 講師 (60281531)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
KeywordsRhoA / 血管平滑筋細胞 / 細胞増殖 / ホスホリパーゼD / ホスホリバーゼC / ホスホリパーゼC / 低分子量G蛋白質
Research Abstract

A. 血管平滑筋細胞増殖におけるRhoAの意義の解析マウスRhoAcDNAに対するアンチセンスオリゴヌクレオチド(as-ODN)を導入し、細胞増殖能・フォスフォリバーゼC(PLC)およびフォスフォリパーゼD(PLD)の変化を観察することとした.
(1) RhoAアンチセンスの作成:マウスRhoA転写開始部位近傍に対するas-ODN・センスオリゴヌクレオチド(s-ODN)およびas-ODNのスクランブルオリゴヌクレオチド(scr-ODN)を各3組作成した.
(2) RhoAアンチセンスODN組み換えアデノウイルスの作成:導入効率が高くin vitro・in vivoともに遺伝子導入が可能であるアデノウイルスペクターを用いた遺伝し導入を試みた.まず各ODNをpBluescript IIに組み込んだ.このODN組み換えプラスミドとサイトメガロウイルスエンハンサーとβアクチンプロモーターからなるCAプロモーターを持つアデノウイルスペクターpAdexCAlwを293細胞にco-transfectさせ、RhoAに対するas-ODN・s-ODN・scr-ODNを組み換えたアデノウイルスを作成を賦みた.ところが、数回の試行に関わらず、各ODNのアデノウイルスベクターへの組み換えが確認できなかった.そこで、各ODNをコスミドに組み込み,アデノウイルスベクターへの組み換えを現在試行中である.
B.ROCK阻害剤を用いた血管平滑筋細胞増殖におけるRhoAの意義の解析
RhoAas-ODN導入実験が難航しているため,RhOAの主要ターゲット分子であるROCK(Rhoキナーゼ)阻害剤Y-27632により,RhoAの機能を阻害する実験を試みることとした.培養血管平滑筋細胞を10μMY-27632にて30分間前処置することにより、血清あるいはアンジオテンシン II刺激時に生じるミオシン軽鎖リン酸化が完全に抑刺された.このことは、Y-27632は血菅平滑筋細胞のROCK活性を抑制することを示す.現在,Y-27632前処置が,血清刺激・アンジオテンシン II・過酸化バナジン酸刺激時の^3[H]チミジン・^3[H]ロイシン取り込み能を測定しVSMCの増殖・肥大に対する影響、^3[H]イノシトール三リン酸産生・^3[H]フォスファチジルプタノール産生を測定しPLC・PLD活性に対する影響を検討中である.

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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