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腫瘍免疫におけるランゲルハンス細胞の役割

Research Project

Project/Area Number 09770618
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research Institution山梨医科大学

Principal Investigator

長田 厚  山梨医大, 医学部, 助手 (60262656)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywordsランゲルハンス細胞 / CD44 / IL-10 / TNF-α
Research Abstract

皮膚ランゲルハンス細胞(LC)に対する各種サイトカインの影響を検討するため、まずマウス表皮からLCの精製を行った。以下にその精製を述べる。
dishに100倍希釈したla抗体を入れ、5時間放置しcoatingする。マウスの皮膚を剥離し2〜3mm幅に切除、RPMI液にて20%ディスパーゼ溶液を作成しこの中に先ほど作成した皮膚片を入れ4時間放置する。放置後、表皮を真皮より剥離し表皮細胞浮遊液を作成し、この細胞浮遊液を,la抗体にてcoatingしたdishに入れ氷上にて45分放置する。上清を除いた後、パスツールピペットにてdish底に付着したLCを洗浄、回収する。LCは10%FCS溶液にて培養する。この方法にて90%以上のLCが精製でき、また1匹のマウスより5〜8×10^5個程度のLCが回収できることが解った。
上記の如くLCの精製法が確立したので、各種サイトカインのLC上でのCD44の発現への影響を検討した。CD44はT細胞活性可能などを持ち腫瘍免疫に関係していると考えられている分子である。IL-1α,IL-β,IL-2,IL-3,IL-4,IL-5,IL-6,IL-7,IL-10,TNF-α、GM-CSFの各サイトカインをLCの培養液中に加え、72時間培養しLC上のCD44の発現をflow cytometoryにて解析した。この結果、LC上のCD44の発現はIL-10にて抑制され、TNF-αにて増強されることが判明した。またこれらの反応は濃度依存症であることも判明した。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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