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NMRを用いたケロイドおよび肥厚性瘢痕の細胞内代謝に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09770914
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General surgery
Research InstitutionNippon Medical School

Principal Investigator

利根川 均  日本医大, 医学部, 助手 (00291724)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywordsケロイド / NMR / 電子線療法 / 乳酸代謝
Research Abstract

当科では1985年より百束らにより難治性のケロイドに対して15Gy電子線照射療法を施行している。その成果は80%を越える治療結果を得ている。しかしながら、外科的な切除および縫縮を必要とすることからケロイドの治療としては最終手段といえ、その適応には慎重でならなければならない。そこで安全な電子線療法を確立する必要から、現在明らかな臨床的分類のないケロイドと肥厚性瘢痕を代謝学的検討から区別することを目的とした。
現在までに57例を測定し、そのうち、正常皮膚20例、肥厚性瘢痕19例、いわゆるケロイド18例である。測定は1H-NMRホモゲネート法を用い、800回から4000回の積算を行った。測定された積算ピークのうち物質の特定されたものは乳酸、酢酸およびアラニンであった。酢酸、アラニンについては3者に有意な差を認めず、乳酸では臨床的にいわゆるケロイドと診断されているものに正常と比較して有意な差を認めた。しかしながら、肥厚性瘢痕では正常皮膚との比較において有意な差を認めなかったことよりケロイドでは正常皮膚、肥厚性瘢痕よりも乳酸の代謝が亢進していることが明らかとなった。乳酸は組織の嫌気的な条件下での代謝過程で生じるため、ケロイドでは嫌気的な代謝が亢進していると思われた。これらの研究成果は第6回日本形成外科学会基礎学術集会にて報告した。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2025-11-17  

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