実験的膵ランゲルハンス島移植・易拒絶性のメカニズム及び免疫寛容の解明
Project/Area Number |
09770917
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
小笹 貴夫 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (70233517)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 膵ランゲルハンス島移植 / サイトカイン / pseudoislet / 膵ランゲルハンス |
Research Abstract |
正常ラット(Lewis,DA)を用い,膵ランゲルハンス島を分離し培養ランゲルハンス島とpseudoisletsを移植片とした。これらからRNAを抽出し、逆転写酵素法を用いてcDNAを合成、特異的プライマーを作製し、この移植片からPolymerase chainreaction(PCR)法を用い、移植前の培養膵ランゲルハンス島とpsetdoislets内のIL-1,IL-2,IL-6及びIFN-γを検索した。IL-1、IL-6、IL-2、IFN-γともに、培養膵ランゲルハンス島とpseudoisletsの両者とも発現、無発現が一定な結果を示さなかった。培養膵ランゲルハンス島とpseudoisletsの移植片ともに脆弱な状態であり、組織学的な拒絶状態が一定ではなく評価が困難であった。更に、培養膵ランゲルハンス島とpseudoisletsの両者とも腎皮膜下移植片の回収は、困難を要した。RNAの抽出も不安定であり、移植片作成も困難を要した。そのため、移植後に得られた結果は、再現性を示すことが出来なかった。現在手技を改良しよりよいviabilityのpseudoislets移植片を作成中であり、新しいアイデア実験を進行しており、確実な移植片の作成と移植片の回収が一定なり信頼性のある結果が得られるようになってきている。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)