Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Research Abstract |
敗血症性ショックに起因した血圧低下におけるEndothelin(ET) receptor antagonistの効果に引きつずき、ET receptor-ET_A,ET_B発現に対するsteroidの役割を中心に検討した。 1) 前年度、Hanks' Balance液中でconfluentの大動脈平滑筋細胞(5×10^5)にLPS 0.5μg,1μg,2μg,4μgを添加し3時間、6時間、12時間培養した後、5_<PM>[^<125>l]ET-1を添加し、30分後のcell bound rad.ioactivityについて検討した。competitorとして非活性ET-1を用いたところ、LPS 0.5μg、3時間培養ではcompetitor5×10^<-10>%Mでのbinding量が90%であったものが、LPS量の増量にしたがってそのbinding量は低下し、LPS4μgでは20%に低下した。LPS 0.5μg,6時間培養ではcompetitor.5×10^<-10>Mでのbilding量は70%と低下し、12時間では50%となった。LPS増量にしたがって、そのbinding量はさらに低下した。 2) betamethasone 0.1,0.5μgをcompetitorとして検討したところ、LPS 0.5μg、3時間培養ではcompetitor 0.1μgでのblinding量が100%であり、LPSを増量したとしても、そのbinding量には変化がなかった。しかし、competitor0.5μgではLPSの増量に従いbinding量が低下し、LPS4μgで70%に低下した。 LPS 0.5μg,16時間培養ではcompetitor 0.1μgでのbinding量は95%と低下し、12時間では76%となった。LPS増量にしたがって、そのbirlding量は急激に低下した。 3) 体重250gの雄性Wistar系ラットにLPS 15μg/kg/3時間を投与し、敗血症を作成した。LPS投与12時間前とLPS投与時の2回betamethasone 0.5mg/kgを投与し、ET-1量、ET-1mRNAを検討した。Et-1量はhetamethasone投与群において1時間8pmol/l,2時間 11pmol/l,3時間 16pmol/lと非投与群に比較し有意に抑制されていた。 4) Northern blot(10μg/slot)による肺、腎臓のEt-1mRNAの出現はbetamethasone投与により抑制されていた。
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