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食道、胃術後機能の臨床的検査法の確立-アイソトープ法と不透過マーカー法の比較-

Research Project

Project/Area Number 09770968
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Digestive surgery
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

梁井 真一郎  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (50287299)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsアイソトープ法 / レントゲン不透過マーカー法 / 術後機能評価
Research Abstract

胃、食道術後の残胃機能、再建臓器機能の判定のため、固形食摂取時にアイソトープ法とレントゲン不透過マーカー法による機能検査法を同時に行い比較し、簡便な臨床的検査法としてレントゲン不透過マーカーによる検査法が有用であるか検討することを目的として、健常人7例、本研究の主旨を十分に説明し同意の得られた幽門輸温存胃切除術後患者群4例、食道切除後胸骨後胃管再建患者3例、食道切除後後縦隔胃管再建患者6例にアイソトープ法とレントゲン不透過マーカー法による検査を行った。適切な評価指標の検討として健常人においてアイソトープ法とマーカー法の胃内残存率(60分,120分,180分,240分値),排出開始時間,1/2排出時間,全排出時間を比較検討した.その結果,アイソトープ法とマーカー法の間に強い相関が認められたのは全排出時間のみであった.すなわち,マーカー法は簡便な検査法ではあるが健常人において詳細な経時的胃排出動態の評価法としては用いることはできないが,全排出時間の測定により定性的な胃排出能検査法としては臨床的に有用である可能性が考えられた.
さらに,術後症例においてアイソトープ法とマーカー法の検査を行い全排出時間を比較検討を行った.食道切除後胃管再建患者ではこれらの検査法は強い相関がみられたものの,幽門輪温存胃切除術後患者では排出の遅延がみられたため4時間の検査時間内では全排出時間の検出が不可能な症例が多く相関係数の算出が不可能であった.したがって,幽門輪温存胃切除術後患者においては,マーカー法は臨床的な残胃機能検査法として有用とはいえなかった.術後患者においては,残胃機能、再建臓器機能検査法としてのマーカー法の有用性については,今後もさらに検討が必要と考えられた.

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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