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骨折治癒過程における核内転写因子“fos"の役割の検討

Research Project

Project/Area Number 09771088
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Orthopaedic surgery
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

藤田 健司  神戸大学, 医学部・附属病院, 助手 (40271043)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords骨折 / fos / トランスジェニックマウス / 仮骨
Research Abstract

fos遺伝子は、当初、癌遺伝子として発見されたが、近年の研究により、多種の正常細胞でも発現し、核内においてのDNAからRNAへの転写を制御していることがわがってきた.骨形成に関してはトランスジェニックマウスに、骨腫瘍が自然発症したという報告や、knock outマウスにおいて大理石病を自然発症することも報告されている。すなわち核内転写因子であるfosが、骨形成に大きく関与していることが強く示唆されるが、新生骨形成を伴う骨折の治癒機転におけるfosの役割についての検索は未だ充分なされていない。そこで、fosの骨折その治癒機転をにおける役割を検討することが本研究の目的である。平成9年度に特別の骨折器を使用することにより、個体の小さいfosマウスに、再現性のある骨折を起こすシステムを開発した。平成10年度には実験に供する個体数を増やし、骨折の治癒過程における仮骨形成について統計学的検索を試みた。結果、fosマウスにおいて、骨折治癒課程の一段階である仮骨形成は、過形成の傾向であり、核内転写因子であるfosが骨折のにおける仮骨形成に大きく関与し、その過剰発現は、仮骨形成を促進することより、fos遺伝子を過剰に発現させることにより骨折治癒を促進させられる可能性が示唆された。しかし、統計学的検索が不十分であり、また、定量的解析法についても不十分でることから、これらが、今後の研究の課題であると考えられた。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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