Project/Area Number |
09771374
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
中山 明仁 北里大学, 医学部, 講師 (20207955)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1998: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1997: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 下咽頭癌 / 局所進展 / リンパ管内進展 / 大切片標本 / 三次元構築 / リンパ行性進展 |
Research Abstract |
下咽頭癌の局所進展に関して検討を行い以下の結果を得て学会、雑誌に発表した。 1、 下咽頭の原発巣から粘膜下にリンパ管浸潤が認められる症例が約20%に認められた。リンパ管浸潤は上方粘膜下で著明に認められた。 2、 原発巣と離れて娘病巣を形成する症例が約10%に認められた。 3、 粘膜下リンパ管浸潤が認められる粘膜には発赤、浮腫が認められることがあったが、実際には肉眼にて以上を確認することは困難と思われた。 4、 娘病巣の肉眼所見は注意深く観察すれば、確認可能なものがあった。 5、 散布性の発育をする原発巣と輪状後部、披裂軟骨部に進展する原病巣は早期に遠隔転移する傾向があった。
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