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網膜色素変性と色素上皮レチノール脱水素酵素活性との関連性

Research Project

Project/Area Number 09771408
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Ophthalmology
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

千田 靖  東北大, 医学部, 助手 (70250777)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords網膜色素変性 / レチノール / レチノール脱水素酵素 / 網膜色素上皮細胞 / 視サイクル
Research Abstract

網膜色素変性の原因遺伝子には、既に知られているいくつかの物があるが、知られていない他の原因遺伝子の候補として、視サイクルに関与する酵素の一つである網膜色素上皮細胞特異的レチノール脱水素酵素が考えられる。網膜色素上皮細胞特異的レチノール脱水素酵素の活性発現のメカニズムを明らかにするために、網膜色素上皮細胞特異的レチノール脱水素酵素の活性に関与すると考えられる二つのcDNAを発現ベクターに組み込み、それぞれあるいは同時に動物細胞に導入し、その活性の変化を調べることを計画した。
2種のウシ網膜色素上皮細胞特異的レチノール脱水素酵素cDNAのひとつを発現ベクターに組み込み、SV40largeT抗原を導入し不死化したマウス網膜色素上皮細胞に、リポソームを用いて導入した。しかしながら、導入された細胞は、導入されていない細胞と比較して増殖する速度が遅く、さらに継代が困難であった。酵素の絶対量の不足は活性の測定に大きな問題を与えるため、実験系の修正を試みたが、収量の改善はえられなかった。本酵素の発現が多いこと自体に増殖を抑制する効果がある可能性も否定できないと思われた。そこで、本酵素のcDNAをメラノーマ細胞に導入し、その細胞をマウスの腹腔内で増殖させる系をつくり、収量の増加を試みている。また、本酵素は脂溶性が高く、活性の測定法自体も高い効率で行うことが今まで困難であったため、酵素活性の測定に用いるHPLCのカラム及び溶媒の検討も合わせて行い、酵素活性の測定の感度の改善もすすめている。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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