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顎骨内インプラント埋入におけるシミュレーションシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 09771584
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 病態科学系歯学(含放射線系歯学)
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

関 健次  昭和大学, 歯学部, 講師 (00245820)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords顎骨内インプラント / X線CT / シミュレーション / 再構成画像 / インプラント術前検査
Research Abstract

顎骨内インプラントを希望し本学歯科病院を受診した11患者12顎に対し、本シミュレーションシステムに対応したCT撮影を行った。その内訳は上顎が8顎、下顎が4顎であった。これらの患者に対し、本システムにおいてシミュレーションを行った結果、すべての歯牙欠損部位においてフィクスチャーの埋入が可能と判断されたものが、上顎の5顎と下顎の4顎に認められた。また、顎骨における骨量が少なく、埋入が困難であると判断されたものが上顎の3顎に認められた。しかし、これらの症例においても上顎洞挙上術を行うことにより、骨量を増加させることが可能となることが、本システムを用いることにより示唆され、必要な移植骨の量を把握することが可能であった。本システムを用いることにより、以前の画像検査ではわかりにくかったフィクスチャーを傾斜させて埋入した場合においてのフィクスチャーと周囲組織との関係が、各画像にフィクスチャーの位置が確認できるため、把握しやすくなったと考えられる。これらのことより、パソコン上でフィクスチャー埋入のシミュレーションを行うことで、埋入可能部位の把握が確実に行えるようになるものと考えられた。
今回シミュレーションした患者のうち、実際にフィクスチャーを埋入したのは上顎の2顎のみであり、本システムがフィクスチャー埋入に対し有効であったか評価することは困難である。そのため、今後は症例を増やし、シミュレーションの有無がフィクスチャー埋入の成績にどのように影響するかを検討する必要があるものと考える。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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