Project/Area Number |
09771586
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
新井 嘉則 日本大学, 歯学部, 助手 (20212607)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 歯科 / 放射線 / CT / インプラント / 顎関節 / LAN / 3D / X線 |
Research Abstract |
顎顔面口腔領域では医療の高度化に伴い、顎関節症の診断や人工歯根の稙立などに3次元的な画像診断が求められるようになった。このような場合、従来は、医科用の全身用CTが使用されていた。このCTは原理的に被写体の全域にX線を照射しながら360度の投影データを得て、それから画像再構成していた。このため、顎関節などの局所のみの画像を得たいときでも、頭部全体にX線を照射しなくてはならなかった。 そこで本研究では、画像を必要とする局所のみにX線を照射するようにして、360度の投影データを得て、その部分の画像を再構成することを行った。また、処理時間の短縮を目的として、より高速な画像処理装置の開発を行った。この装置は、ベースクロック100Mhzのマザーボードに2個のPentiumII(450Mhz)を搭載し、OSにはNT4.0Workstationを使用し、高速HDD、及び512MBのmemoryを搭載し、高速化を図った。また、LANを100Baseで構築し、データの高速転送を行った。画像再構成ソフトはdual CPU用に書き換えで画像処理の高速化を試た。これらの処置により画像再構成時間が10分以下に短縮され、実用的な処理速度が得られた。
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