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歯周組織再生過程における細胞分化に関与する生理活性物質の検討

Research Project

Project/Area Number 09771608
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

北村 正博  大阪大学, 歯学部, 講師 (10243247)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
KeywordsGTR法 / 新生肉芽組織 / 歯肉 / 歯周炎 / e-PTFE膜 / 生理活性物質 / mRNA発現 / Polymerase Chain Reaction / Gore-Tex膜
Research Abstract

本研究では、e-PTE膜を用いたGTR法を3壁性の垂直性骨欠損(3部位)、2壁性の垂直性骨欠損(3部位)、2度の根分岐部病変(1部位)に実施した。e-PTFE膜を用いた全症例を通じて由肉炎指数(GI)およびプラーク指数は著明に変化しなかったが、GTR前にプロービング時の出血(BOP)が認められた部位では術後BOPが消失した。3壁性および2壁性の垂直性骨欠損を有していた6部位では、e-PTFE膜を用いたGTR法実施により被験部位全てにおいてプロービング深さ(PD)が平均3.8mm減少し、GTR後3mm以下に改善した。アタッチメントレベル(AL)に関しても1部位を除いて2mm以上のアタッチメントゲインが認められアタッチメントゲインが認められた5部位の平均アタッチメントゲインは3.2mmであった。さらに、X線的にもGTR6カ月後には数症例で骨欠損部透過像の改善が確認された。また、2度の根分岐部病変を有する被験部位は1部位のみであったが、GTR後水平的ならびに垂直的PDが2mm減少し、2mmのアタッチメントゲインが認められた。また、e-PTFE膜除去時に採取した新生肉芽組織および歯肉中における各種生理活性物質のmRNA発現量を測定した結果、新生肉芽組織におけるplatelet-derivedgrowth factor(PDGF)のmRNA発現量が歯肉に比べ高かった。
以上の結果より、非吸収性のe-PTFE膜を用いたGTR法の垂直性骨欠損部や2度の根分岐部病変に対する臨床的有用性が確認され、PDGFがGTR法における歯周組織再生に関与している可能性が示唆された。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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