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ヒト歯根膜細胞の機械的伸展力によるcollagen代謝に及ぼす加齢の影響

Research Project

Project/Area Number 09771865
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

五関 たけみ  日本大学, 松戸歯学部, 助手 (20225642)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1998: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1997: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywordsヒト歯根膜細胞 / 機械的伸展力 / Collagen / 加齢 / 歯根膜細胞 / Aging
Research Abstract

矯正治療のため抜去された第一小臼歯より得られた歯根膜組織を継代培養し、5、5、6代をYoung cell、21、22、23代をOld cellとして実験に用いた。底面がラバー製の培養ディッシュに1x10^5cells/wellになるようそれぞれの細胞をseedingし、ディッシュ底面が18%の面積増加となるような周期的伸展力を1、3、5日間加えた。それぞれのディッシュから採取した培養上清を用いてcollagen産生量を検討したところ、どの日数においてもyoungではoldよりもcollagen産生量が多く認められ、特に3日目では約1.4倍の産生量を認めた。同様にcollagenの遺伝子発現についてRT-PCR法により検討を行ったところ、3日間伸展力を加えた場合youngよりもoldにおいてより強い発現を認めたが、youngおよびoldとも伸展力による発現の変化は認められなかった。さらに、collagenase遺伝子発現の検討を行ったところ、3日間伸展力を加えた場合、youngよりもoldにおいて多く遺伝子発現が認められたが、伸展力による差は両群においては認められなかった。一方、TIMP-1の遺伝子発現はyoungよりもoldにおいて弱く、さらにどちらの場合も伸展力を加えた場合にその発現の低下が認められた。またtPA、uPAの遺伝子発現は、両者ともyoungよりもoldにおいてその発現は弱く、さらにyoungおよびoldとも伸展力を加えた場合、tPA、uPAの遺伝子発現の低下が認められた。今後は、老化段階の異なる細胞(10代前後および15代前後)を用いて同様な検討を行い、さらに、各種の情報伝達系阻害剤および各種リン酸化抗体を用いることで老若細胞間の情報伝達経路の差異を明らかにしたい。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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