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小窩裂溝部表層エナメル質の萌出後の経時的変化と酸処理効果

Research Project

Project/Area Number 09771884
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionAichi Gakuin University

Principal Investigator

渥美 信子  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (10221045)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywords無小柱エナメル質 / シーラント / 小窩裂溝 / 浸透 / シ-ラント
Research Abstract

シーラントの保持力を長期にわたり安定したものとするためには,窩溝開口部における内斜面エナメル質への強固な接着が必要であり,そのための十分な酸処理効果が得られることが重要である。しかし,小窩裂溝部表層エナメル質は,萌出後,唾液,食物等の外的環境に接することによって石灰化が促進される post eruptivematurationがあり,構造的変化が認められる。さらに,エナメル質表層には耐酸性のある無小柱エナメル質が存在しているため,期侍する酸処理効果が得られていないように思われる。
そこで,本年度は,小窩裂溝部表層エナメル質における無小柱エナメル質へのシーラントの浸透状態の観察を,萌出直前の未萌出小臼歯をコントロールとして,萌出後5年以内の小臼歯を用いて,走査型電子顕微鏡にて行った。
〔結果ならびに考察〕リン酸エッチング後,フィラーの含まれていない,低粘度のシーラント材を填塞した場合の縦断面を観察すると,未萌出歯,萌出後5年以内の歯ともに,無小柱部にレジン浸透エナメル質が観察された。無小柱エナメル質は耐酸性があり、シーラントの接着には不利と考えられてきたが,リン酸処理により,無小柱部分も十分に脱灰されていると思われる。さらに,カルシウム脱灰量がリン酸の約1/2であ,酸性モノマーを含有するHEMA水溶液で前処理した後,低粘度のシーラントを填塞した場合にも,未萌出歯の裂溝部無小柱エナメル質ヘシーラントが浸透していることを確認した。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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