T細胞機能の酸化還元的制御に関わるアミノ酸トランスポーターの同定
Project/Area Number |
09771993
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biological pharmacy
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
楯 直子 杏林大, 医学部, 助手 (00201955)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | T細胞 / 免疫 / トランスポーター / システイン / マクロファージ / リンパ球 / アミノ酸 |
Research Abstract |
免疫系の細胞間ネットワークにおいて抗原提示細胞からT細胞へのシステインの受け渡しに与えるトランスポーターの分子的実体を明らかにすることを目的として、以下の検討を行った。抗原提示細胞からのシステイン遊離は、アミノ酸輸送系Lを介して行われるが、C6グリオーマ細胞を材料として、アフリカツメガエルを用いた発現クローニングを行い、古典的輸送系Lの機能特性を持つトランスポーター(LAT1と命名)のcDNAを単離した。ノーザンブロットにより、LAT1がマクローファージ細胞株J774A.1に発現することを確認し、LAT1が抗原提示細胞からのシステイン遊離経路であることが示唆された。また、T細胞へのシステインの取り込みを担当するトランスポーターは、リンパ球の活性化にともなって発現の亢進するとされているアミノ酸輸送系ASCであると考えられているため、レクチンで活性化したヒトT細胞株Jurkat細胞に発現するASCトランスポーターのアイソフォームを変性オリゴDNAプライマーを用いた逆転写PCRにより検討した。検討した10個のPCR産物はすべてASCT2であった。また、ASCT2のアンチセンスオリゴDNAを用いたhybrid depletion実験において、活性化したJurkat細胞由来のシステインの取り込みは、ASCT2のアンチセンスオリゴDNAにより抑制された。従って、ASCT2が活性化したT細胞へのシステインの取り込みを担当するトランスポーターであることが支持された。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)