携帯型GPSのディファレンシャル測位によるフィールドマップ作成技術の検討
Project/Area Number |
09780127
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Human geography
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
月原 敏博 大阪市立大学, 文学部, 講師 (10254377)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | GPS / ディファレンシャル / フィールドマップ / マッピング / フィールドワーク |
Research Abstract |
平成10年度は、平成9年度に引き続き、申請者が本務校で担当している「地理学実験演習」の受講生ほかの協力を得て、以下のような作業を行った。 1. 大阪市立大学杉本キャンパスのマッピング実験 次の2つの方法によりキャンパスマップ作成作業を行った。 1) 歩測と巻き尺等による距離計測とコンパスによる角測を組み合わせた簡便法 (解析図化作業なしで成果図を作成) 2) トータルステーションを用いた高精度の距離・角度計測による地図作成法 (計測値をもとに解析図化作業により成果図を作成) 2. 異なる地図作成方法の比較検討 平成9年度に実施した、上記1以外の方法による図化作業結果、すなわち、 3) GPSディファレンシャル測位およびGPSキネマティック測位によるキャンパス内外の基準点計測値とキャンパス空中写真からのデジタル解析図化機AMSAによる3次元図化で得られた作業成果との比較を、必要人員・時間、作業効率、基準点の分布と測位方法、成果図の精度、使用白的と必要な精度、等の点において比較した。 その結果、各々の地図作成方法の特徴、利点・欠点等を明らかにすることができ、個々のフィールド調査においてどの地図作成方法を選択・採用するべきかに関する一定の判断基準が得られた。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)