授業設計訓練システムのための指導案評価方法とフィードバック方法の開発
Project/Area Number |
09780149
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
松田 稔樹 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (60173845)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 教授活動モデル / 授業設計能力 / 教員養成 / 訓練システム / 授業研究 / 意思決定 / 数学教育 / 理科教育 |
Research Abstract |
本研究は、既に開発してあった「指導案作成エディタ」を発展させ、教員養成段階で使用することを前提とした「授業設計訓練システム」を開発することを目的とした。具体的には、指導案作成前に行うべき教材研究のための作業環境として、目標分析や次元分けの機能を追加すること、教材研究と指導案作成の各段階で、評価・助言機能を実現することを目的とした。 昨年度中に、目的とした機能は基本的に実現した。今年度は、より多様な教科・科目、単元、タイプの授業設計訓練に利用できるようなシステムの拡張について検討した。まず、システムを拡張する際に必要な各種データを容易に追加できるように、それ等のデータをシステム内で管理するのではなく、汎用データベースソフトを用いて独立して管理するように設計変更した。これは、クライアント・サーバ構成でシステムを利用することを前提とし、ユーザがどの科目のどの単元をどのような目的で設計するのかといった作業条件に応じ、必要なデータのみをクライアントに送ることができるようにするためである。それと同時に、これまで教科書情報以外の教材を利用できなかったが、ユーザが新規登録した素材情報も利用できるようにするためでもある。 以上の機能を実現すると同時に、評価・助言機能を充実するため、以下の拡張を行った。一つは、実際に授業実施した経験の無い学生が・利用することを考慮して、授業の具体的イメージを持たせ、それによって授業計画の改善を促すために、板書計画訓練機能を追加した。また、既存教科における情報教育の授業についての評価・助言機能を実現するために、授業展開スクリプトにそった評価・助言機能を実現した。 以上の後、開発したシステムを実際に教職課程履修生に利用させ、システムの訓練効果を確認した。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)