Project/Area Number |
09780159
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Takushoku University |
Principal Investigator |
佐々木 整 拓殖大学, 工学部, 助手 (80276675)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 認知マップ / 合意形成 / 重要度 / 類似度 / 差異度 / グループウェア / 認知構造 |
Research Abstract |
集団での意思決定や問題解決を行う際、その集団を構成する個人個人の意見を出し合い、それを理解した上で議論を行うことは大変重要である。個々の意見を図解的に表現する手法の1つである、認知マップに着目して個々の意見を他人に正確に伝達しながら合意形成を行えるシステムの開発を目的として研究を行った。本年度の「認知マップを利用した合意形成型支援システム」の研究実績は、以下のように(1)本年度前期と(2)本年度後期の2つに大分される。 (1) 本年度前期では、平成9年度の研究成果をもとに、合意形成に必要とされる各機能や手法の計算機上への実装とそれらの統合を行い、合意形成支援システムのプロトタイプを作成した。さらに、作成したプロトタイプシステムによる利用実験を行った。このシステムに関しては、電子情報通信学会総合大会、情報処理学会全国大会等で報告している。なお、このプロトタイプシステムの作成のために、設備備品日からPC一式(本体、モニタ)を購入した。また、システムの評価実験について謝金を、研究成果の報告のために旅費をそれぞれ使用した。 (2) 本年度後期では、(1)での実験結果から得られた知見を元にシステムの実用化を目指してシステムの再構築を行った。具体的には、認知マップの作成・分析機能の充実などシステムの改良を行っている。また、インターネット上での本システムの利用実験を行い、作業時間と質の面から評価してシステムの有用性を明らかにした。この研究成果は電子情報通信学会論文誌や、情報処理学会論文誌、日本教育工学会全国大会等で報告している。なお、この研究成果報告に、旅費を使用した。
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