分散した計算機を用いて並列処理を実現するアプリケーションデータベースの研究開発
Project/Area Number |
09780238
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
有次 正義 群馬大学, 工学部, 助手 (40282412)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 分散データベース / 分散オブジェクト / 分散メソッド / メソッドマイグレーション / データマイグレーション / 永続オブジェクト / オブジェクトデータベース / メソッドビュー / クラスタコンピューティング |
Research Abstract |
本年度は,以下の研究を行った. ・ 前年度に実装したシステムはC_<++>により行ったが,計算機環境の現状を考え,今年度ではJavaによる実装をすすめた.これにより,Java仮想計算機の稼働する計算機であればどれでも本研究でのプラットフォームとして使用可能となった. ・ 従来の分散オブジェクトデータベースにおけるデータマイグレーション処理に加え,我々の提案するシステムによりメソッドマイグレーション処理が可能となった.そこで,マルチサーバ・マルチクライアント環境において,クライアントのレスポンスタイムを最小にするデータマイグレーション・メソッドマイグレーションの効率の良い組合わせを求める手法を考案し,実際のシステム上で評価した. ・ メソッドのデータベース化によって,オブジェクトデータベースで従来考えられてきたデータに関するビューに加え,メソッドに関するビューを提案した. ・ 本研究と関連のある,メタオブジェクトとリフレクション等に関する調査を行った.これにより,メソッドコードをデータベース化し,種々のメソッドが存在する環境において,いかにして目的となるメソッドを抽出するかが今後の大きな課題であることが明らかとなった.
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)