Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1997: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Research Abstract |
ネットワークを積極的に利用した知的インタフェースをもつ対話型ソフトウェアを効率よく作成するための構成法や開発環境を構築することは極めて重要である.そこで,保守ならびに運用が容易な記述から知的なネットワーク対応の対話型ソフトウェアを生成する方法を提案し,その有用性を確認し,実現することが本研究の目的である.この目的を達成するため,以下の研究を行った. 1. 保守性ならびに運用性のよい,形式的な仕様記述言語を調査した.また,その言語からソフトウェアを生成するソフトウェアのモデルおよびその実装系を調査した. 2. 上で調査した結果に基づき,従来のソフトウェア生成系を用いてネットワーク対応型ソフトウェアを構成するときに不適切な部分を調査研究した.具体的には,ネットワークセキュリティに関する従来の技術の問題点を指摘し,安全にソフトウェアを動作させるための方法を調査研究した.また,その結果を発表した. 3. 保守性および運用性のよい形式的仕様記述からソフトウェアを生成するための基礎的技術である構文解析および意味解析のための効率のよい方法を提案し,発表した.さらに,知的ユーザインタフェースを持つ対話的ソフトウェアを構成するためには,グラフィカルな要素を多く使用する必要がある.そのようなソフトウェアを生成するソフトウェアで扱わなければならないグラフィカル要素を効率よく解析するための基礎的技法を提案し,発表した. 4. 対話型ネットワーク指向ソフトウェアを効率よく作成するためにはソフトウェアの構造を的確に理解する必要がある.そこで,ソフトウェアの構造を可視化するためのモデルとそのモデルに基づく支援ツールを開発し,発表した.
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