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化学反応によるセレンの回収・再生法

Research Project

Project/Area Number 09780509
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 環境保全
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

角井 伸次  大阪大学, 保全科学研究センター, 助手 (30252604)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1998: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsセレン / テルル / アミン / 一酸化炭素 / 分離
Research Abstract

(1)セレンとテルルの合金からのセレンの分離
セレン-テルル廃合金(テルル含有量7%)を細かく粉砕し、ジプロピルアミンと一酸化炭素反応系で溶媒としてTHFを用い、前年度最適化を行った反応条件下(25℃、一酸化炭素圧30気圧)3時間反応させた。反応後、反応混合物を濾過、濾液を150℃まで加熱することにより、高純度のセレン(テルル含有量5ppm)が高い回収率(約99%)で回収されることが明らかとなった。
(2)再分離によるセレンの高純度化
一度反応させて回収したセレン(テルル含有量6.5ppm)を用いて、再度反応を行ない、さらなるセレンの高感度化を試みたが、これ以上の高純度化は達成することができなかった。
(3)テルルの高純度化
反応系中にセレンより過剰のアミン及び一酸化炭素を導入することにより.、高純度のテルルを得ることを目的とした。(アミン:ジプロピルアミン、溶媒:THF)(1)セレン-テルル混合物(セレン含有量10%)を25℃、一酸化炭素圧30気圧で、3時間反応させ、反応混合物を濾過し、分析したところ、テルル中にセレンが0.2%含まれていることが明らかとなった。
(ii)反応時間を24時間に延長したところ、テルル中のセレンの含有量は0.1%以下まで低下した。しかしながら、この場合、濾液を加熱することにより回収したセレンは、1000ppm以上のテルルを含んでいた。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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