Project/Area Number |
09780575
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Functional biochemistry
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡 敏彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (40263321)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | GATA-GT1 / GT2 / クロライドイオン / 組織特異的転写制御 / GATE-GT1 |
Research Abstract |
本年度の研究行なった。具体的には以下の示す。 1、 転写囚子GATA-GTlまたはGATA-GT2と相互作用するタンパク質の検索 融合タンパク質を用いた因子の検索:GATA-GTl、GATA-GT2と直接的に相互作用するタンパク質を調べるために、HA(ヘマグルチニン)タグを付けたGATA-GTlまたはGATA-GT2との融合タンパク質を大腸菌で大量に調製した。そのれら融合タンパク質をプローブとして、胃粘膜組織より調製したcDNAライブラリーの発現系を用いて、相互作用するタンパク質の分離を行なった。スクリーニングにより複数の陽性クローンを分離し、その塩基配列の決定した。幾つかの新規のクローンの中に、ノーザンブロットなどにより組織特異的発現が観察されるものがあった。現在は酵母Two-hybrid法滋を用いて相互作用に必要な領域を検討中である。 2、 胃におけるクロライドイオンの輸送とそのチャンネルの同定 胃のクロライドチャンネルを同定するために、アフリカツメガエルの卵を用いた発現クローニングを行なった。胃粘膜より調製したcDNAをアフリカツメガエルの卵に打ち込み、クロライドイオンの透過を電気生理学的に測定したが、これまでに特異的なクローンは得られていない。胃粘膜のcDNAの再調製と測定感度について再度検討しなおしたが、チャンネル活性を示すクローンは同定できなかった。
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