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ヒト造血系維持モデルとしてのヒトSCF遺伝子導入-SCIDマウスの検討

Research Project

Project/Area Number 09780782
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Laboratory animal science
Research InstitutionCentral Institute for Experimental Animals

Principal Investigator

福地 由美  (財)実験動物中央研究所, 研究プロジェクト推進センター, 研究員 (40250237)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
KeywordsヒトSCF / 遺伝子導入-SCIDマウス / ヒト造血維持モデル
Research Abstract

1. ヒトSCF遺伝子導入-SCID(hSCF Tg-SCID)マウスのヒト造血系細胞の維持能力の解析および白血病モデルとしての可能性を調べるため、ヒト白血病細胞株の移入実験を実施した。
(1 )3GyのX線前処理後のhSCF Tg-SCIDマウスにヒト白血病細胞株の皮下および腹腔内投与による移入実験を試みた。ヒト白血病細胞株としては、UF-1,TF-1,MO7eの3株を用いた。解析は組織染色、フローサイトメトリー、RT-PCR等で行った。
(2) TF-1,MO7eの2株については、60日間の観察期間終了後まで白血病細胞の生着は確認できなかった。これは、両細胞株ともにhuman GM-CSFに対する依存株であったため、human SCF単独では維持できなかったことが考えられる。
(3) UF-1の移入実験では、数例で細胞の生着が確認できた。しかしながら、littermateのC57BL/6J-SCID(B6J-SCID)マウスへの同細胞の生着性・増殖性との間に有意差はなかった。現在、他のヒト造血系細胞の移入を試みている。また、移入経路についての検討も行っている。
2. ヒト多造血因子同時発現マウスの作製の前実験として、3GyのX線前処理後のhSCF Tg-SCIDマウスに対して、まずヒトGM-CSFおよびヒトIL-3を発現するトランスフェクタントを皮下移入し、その5日後にヒト凍結骨髄細胞の移入実験を試みた。しかしながら、30日間の観察期間終了後までヒト由来の細胞は検出できなかった。現在、NOD/SCID化も含め、さらなる検討を試みている。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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