Project/Area Number |
09875210
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工業物理化学
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
和田 雄二 大阪大学, 工学部, 助教授 (40182985)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北村 隆之 大阪大学, 工学部, 助手 (40294037)
村越 敬 大阪大学, 工学部, 助手 (40241301)
柳田 祥三 大阪大学, 工学部, 教授 (10029126)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | ゼオライト / 薄膜 / 半導体超微結晶 / 表面修飾 / 分散性 / 量子サイズ効果 / Cds / ZnS |
Research Abstract |
1.ゼオライト表面化学修飾 有機溶媒中に分散したゼオライト粒子の積層法をゼオライト膜調製法のひとつとして検討する。そのためには、現存のゼオライトは本来、その外表面にヒドロキシル基が露出しているため親水性であり、有機溶媒には分散しない。ゼオライト膜調製のための予備的段階として、ゼオライト粒子外表面の化学修飾を行い、疎水性発現法の検討を行った。化学修飾剤として、アルキルシリルクロライドを選択し、真空系中で処理したゼオライトに種々の条件でアルキルシリルクロライドを接触させ、拡散反射型FTIR表面分析を行った。その結果、NaYゼオライトでは室温でアルキルシリルクロライドが表面に固定化されることがわかった。表面吸着水は反応を阻害する。HYゼオライドはNaYに比べ、反応性が低いことも判明した。 2.酸化チタン薄膜調製 アルコキシド法で調製したゾル液を用いた酸化チタン薄膜の調製法の検討を行った。チタンイソプロポキシドを出発原料とし、その加水分解で得たゾル液をオートクレーブ中で処理することにより結晶粒子径の成長を行うことによって得られたゾル液を導電性ガラス表面に塗布することによって得た膜を焼成し、2から10μmの透明でかつ均質な酸化チタン薄膜を調製することができた。 3.金属硫化物超微粒子調製法 ゼオライト膜中にゲストとして取り込ませる目的で、硫化カドミウムおよび硫化亜鉛、酸化チタン、酸化亜鉛のナノサイズ超微粒子の粒径とその分布制御法の検討を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)