Project/Area Number |
09875244
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
高分子構造・物性(含繊維)
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
加藤 忠哉 三重大学, 工学部, 教授 (80023133)
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Project Period (FY) |
1997 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 合成雲母 / スメクタイト / カードハウス構造 / 水溶性高分子 / 疎水的領域 / 多孔性構造 / 合成スメクタイド / 両性高分子電解質 / イオン導電性ポリマー / 逆電解質効果 |
Research Abstract |
合成雲母や合成スメクタイトなどの板状無機物質の作るカードハウス構造を利用し、水溶性高分子の添加と吸着によってその多孔性構造を保持し、有効に補強されたハイブリッド材料を作ることを目的にした研究であり,水溶性高分子として非イオン性水溶性高分子,アニオン性高分子電解質、綾西高分子電解質および各種共重合体をもちいた。この多孔性ハイブリット材料が添加した両性高分子電解質の作用によってイオン導電性を発揮して二次電池材料に利用できるように、改良を加えた。水溶液では所期の構造を維持させることができるが,現状では、有機電解液の中では構造の維持には成功していない。 実験はカルボキシベタインおよびスルホベタイン型のモノマーとポリエチレンオキサイドを側鎖にもつモノマーとの共重合体を基本とした。新規購入した蛍光分光計は材料中の疎水的領域の形成を実証するために有効に利用した。更なる研究を続けていくつもりである。
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