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HIV感染者由来T細胞の体外大量培養法の確立

Research Project

Project/Area Number 09877094
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 内科学一般
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

野島 美久  群馬大学, 医学部, 助教授 (90201699)

Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
KeywordsHIV / 共刺激シグナル / CD28 / ケモカイン受容体 / コレセプター / CCR3
Research Abstract

1) HIVキャリアー由来のT細胞の有効な体外刺激法の開発
平成9年の成果に基づきCD3とCD28の共刺激によるHIV患者由来のT細胞の体外刺激を試みた.他のCD分子に対する抗体を用いた共刺激に比較して、CD3/CD28刺激はより有効にHIV感染T細胞を体外で増殖させうることが明らかにされた.
2) コレセプターの発現・機能の阻害によるHIV感染防止法のの開発
βケモカイン受容体の一つであるCCR3は、HIVのコレセプターとしても機能する.脳のmicrogliaに発現することから、HIV脳症との関連が示唆されている.末梢血では好酸球に強い発現を認め、エオタキシンなどの好酸球走化性因子の受容体として機能するが、その他の血液細胞での役割は明らかにされていない.我々はCCR3に対するモノクローナル抗体を樹立し、レポーター遺伝子を利用した細胞融合系を用いて、この抗体がCCR3を介したHIVの細胞内侵入を阻害することを明らかにした.さらにこの抗体を用いて、末梢血由来の樹状突起細胞(dendritic cell;DC)がCCR3を発現していること、およびHIVのDC感染にCCR3が利用されていることを明らかにした.DCはHIV感染成立に重要な役割を演じていることが最近注目されている.我々の成績はCCR3がHIV感染の予防や治療の標的となりうることを示唆するものである.

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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