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NSAID反応性シクロオキシゲナーゼ-2発現大腸腺腫の内視鏡的・組織学的解析

Research Project

Project/Area Number 09877108
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Gastroenterology
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

坂本 長逸  神戸大学, 医学部, 助教授 (30196092)

Project Period (FY) 1997
Project Status Completed (Fiscal Year 1997)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords大腸癌 / シクロオキシゲナーゼ / 大腸ポリ-プ / シクロオキシゲナーゼ-2
Research Abstract

私共は、COX-2が多段階発癌の示唆される大腸癌で、ある種の特徴的な腺腫に発現するかもしれないと想定し、この種の腺腫の内視鏡的、組織学的特徴を明らかにし得れば、どの腺腫のどの時期にNSAIDを投与すれば腺腫から癌への発症を阻止しうるかを明らかにできると考えた。私共は従来、胃粘膜防御に関わるプロスタグランジンに着目し、その律速酵素であるCOXについて胃粘膜における発現と役割を検討しており、一連の検討で、COX-2特異抗体の作製とCOX-2遺伝子発現のRT-PCR法による半定量法を開発し、胃潰瘍周辺上皮細胞や増殖因子刺激をうけた胃粘膜上皮細胞では、正常では発現のないCOX2遺伝子や蛋白が発現することを見い出している。そこで今回の検討では、ヒト特異的COX2抗体を作製し大腸腺腫や大腸癌でどの様な組織形態でCOX2遺伝子や蛋白が発現するのかにつき検討した。
(1)COX2に特異的なアミノ酸配列に対してペプチドを作製しポリクローナル抗体を作製した。
(2)大腸腺腫については、大きさ、肉眼分類(隆起、表面型)、表面構造の特徴を理解したうえでポリペクトミ-、粘膜切除術を選択し、標本採取後パラフィン包埋した。
(3)COX-2C端特異抗体を用いて、LSAB法にてCOX-2蛋白を免疫染色し、同一切片内の染色性の違いは計測細胞数に対する染色細胞数によって3段階評価している。
これらのデータについて組織型生との関係や、癌との関係につき解析中である。

Report

(1 results)
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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