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小児消化管運動機能の自動解析ソフトウエアの開発

Research Project

Project/Area Number 09877339
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 小児外科
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

神山 隆道  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (50271903)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島岡 理  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (10271933)
Project Period (FY) 1997 – 1998
Project Status Completed (Fiscal Year 1998)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1998: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords画像処理 / 消化管運動 / 食道アカラジア / パーソナルコンピューター / 透視画像
Research Abstract

1) パーソナルコンピューターによる透視画像の取り込み、画像解析ソフトを用いたトレース、面積測定については、いずれもが当初の目的通りに処理が可能であり、秒間30枚という膨大なデータも問題なく処理可能であった。
2) 過去の蓄積データも同様に処理可能であり、走査線の違いによる縦横比の補正を試み、これについても「マクロプログラム」を利用した「自動化」が可能であった。
3) トレースの自動化に難渋したために、手動による面積測定、位置補正についての研究を優先した。食道アカラジア症例のデータを元に、下部食道運動のvisual化を行った。
具体的には噴門直前の下部食道において、収縮サイクル8cpm、伝播速度13mm/secの波形を記録し、可視化した。さらに噴門部において、この収縮波が消失するとともに一部で逆蠕動を発生することを突き止めた。
この結果については近日中に発表の予定である。
4) 再び自動処理プログラムの作成にとりかかったが、生体をとらえた画像は、呼吸運動ほかにより常に動いているため、基準点の自動検出による位置補正が必須であった。現時点での、本研究で使用できるパーソナルコンピューターでは、その性能の限界により、以上の処理が困難であった。
当初予定であった大型計算機を用いたシミュレーションは、使用言語の違いにより移植困難であった。
5) 本研究の最終目的である「自動処理プログラム」の開発までは、更なる研究の継続が必要である。しかしながら、上記のように小児消化管運動の「可視化」と新しい生理学的治験を得ることが出来た。研究対象となる透視画像は豊富に存在するので、このほかに「噴門の開閉機能」 「胃内蠕動の伝播」について、引き続き画像処理を行っている。

Report

(2 results)
  • 1998 Annual Research Report
  • 1997 Annual Research Report

URL: 

Published: 1997-04-01   Modified: 2016-04-21  

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