Project/Area Number |
09878044
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育
|
Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
廣兼 志保 島根大学, 教育学部, 講師 (00234021)
|
Project Period (FY) |
1997 – 1999
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
|
Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1999: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1998: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1997: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
|
Keywords | 体育 / ダンス / 教育プログラム開発 / ホリスティックな教育 / からだとこころのつながり / 体育科教育 / ダンス教育 / 教材開発 |
Research Abstract |
今年度は、前年度までの成果を基に、「リラクゼーション」「協力的活動による学習コミュニティの形成」「センサリーアウェアネスやリリーステクニックの技法を用いた運動感覚の気づき」「現代ダンスの創作法を用いた動きづくり」などの活動を組み合わせた学習プログラムを作成し実施した。 実施後の学習者の自由記述式感想文をKJ法により分析したところ、記述内容は以下のようにまとめられた。 A.身体感覚の気づき→日常生活やダンス・スポーツ活動へのリラクゼーション技法の応用 リラックスしたときの身体の感覚に気づいた→自分でからだをリラックスさせる方法がわかった→自分でからだをリラックスさせることができるようになった→日常生活での動きやダンス・スポーツ活動へリラクゼーション技法が応用できるのではないかと考えた→実際に応用を試み、うまくいった B.ダンス観の変容 どんな動きでも組み合わせればダンスになると気づいた→ダンスに対して抱いていた既成概念が崩れた→受容の幅が広がった→苦手意識や学習に対する不安が軽減した C.自己への気づき 自分の身体感覚に意識を集中できた→自分でも気づかなかった自分を発見できた→自分に対するものの見方が変わった→「他人とは違う自分」がいて「自分とは違う他人」がいることを再認識した→「人」が大切に感じられるようになった
|