高頻度にターゲットインテグレーションを起こすニワトリB細胞株の解析
Project/Area Number |
09878160
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
武田 俊一 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60188191)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
園田 英一朗 京都大学, 大学院・医学研究科, 助手 (50281093)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | DT40 / 相同組み換え / Rad51 / 組み換え修復 |
Research Abstract |
ゲノムDNA上に2本鎖切断が起こり、それが修復されないと真核細胞は死亡する。真核細胞組み換え修復(相同組み換え)とend joiningという2種類のDNA2本鎖切断修復経路を持つ。これらの生化学反応に関わるタンパク群は、その1次構造が酵母からヒトに至るまで非常によく保存されている。組み換え修復に関わる遺伝子群をRAD52エピスタシスグループと呼び、10種類以上の遺伝子が酵母とヒトでそれぞれ知られている。RAD51は、このエピスタシスグ-ルプの一員であり、酵母のRad51欠損株は、増殖可能であるが、ゲノム上に2本鎖切断を誘導する電離放射線照射に対して対して著しく感受性がある。 我々は、高等真核細胞(ニワトリBリンパ細胞株、DT40)からRad51コンディショナルミュータント細胞を世界で初めて作成した(Sonoda et al,EMBO J.,Vol.17;598-608,1998)。このミュータントのRad51の発源を停止させると、少数のランダムな染色体断裂がM期で観察され、ほとんどの細胞は分裂後、死亡する。この結果は、高等真核細胞では増殖中に染色体断裂が起き、Rad51はその断裂を修復するのに必須の働きをしていることを示唆する。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)