細胞外カルシウムとグルタミン酸により活性化される代謝型受容体の生理的機能の解明
Project/Area Number |
09878200
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
神経・脳内生理学
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute for Neuroscience |
Principal Investigator |
久保 義弘 (財)東京都神経科学総合研究所, 神経生理学研究部門, 副参事研究員 (80211887)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮下 知之 (財)東京都神経科学総合研究所, 神経生理学研究部門, 主事研究員 (70270668)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | グルタミン酸 / カルシウム / 受容体 / キメラ / 点変異 / cDNA |
Research Abstract |
代謝型グルタミン酸受容体(mGnR)の各タイプの細胞外Ca^<2T>に対する感受性を調べた。その結果mGlnR1およびmGlnR3は細胞外Ca^<2T>によって活性化されるがmGlnR2は活性化されないことが明らかになった。 次に、R1の細胞外領域をR2,R3のものとおきかえたキメラ分5.R2-R1,R3-R1を作成し,その性質を,Ca-ce電流の活性化という同じ指標により定量的に比較した。その結果、R1とR3は細胞外Ca^<2T>に高い感受性を示し、R2は低い感受性を示すこと、およびその性質がN端細胞外領域で決定されていることがわかった。 そこでN端細胞外領域の各部位に点変異を導入し、R1,R3とR2の差異を規定しているアミノ酸の同定を試みた。その結果R1R3でD,R2でSを持つ、166番目のアミノ酸がその性質の差異を規定していることが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)