Project/Area Number |
09895011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Geotechnical engineering
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
桜井 春輔 神戸大学, 工学部, 教授 (40031067)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古川 浩平 山口大学, 工学部, 教授 (20093304)
中川 浩二 山口大学, 工学部, 教授 (40026216)
芥川 真一 神戸大学, 工学部, 助教授 (70231850)
中山 昭彦 神戸大学, 工学部・大学院・自然科学研究科, 教授 (30237458)
川谷 健 神戸大学, 工学部・都市安全研究センター, 教授 (90031111)
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Project Period (FY) |
1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 地下空洞堀削 / インド / 国際技術協力 / 鉱山 |
Research Abstract |
本企画調査研究は、インドと日本の二国間協定に基づき、地下空洞掘削問題に関する情報交換、技術協定の観点から、今後どのような協力、共同研究などに展開することが可能かを探るためのものである。 そのために、まず、トンネルや地下発電所の設計法、その安定性の評価法、さらに施工中のモニタリングなどについて、我が国の現状及び現在進行形中の研究について情報収集を行い、並びにそこに含まれる問題点について整理した。情報収集と問題点の整理については、神戸大学と山口大学(岩盤力学に関する研究を非常に積極的に行っている)におけるトンネル、地下空洞に対する最近の研究成果について意見交換、データ整理を行うことによって実施した。また、その際、相方が有している現場のデータについても情報交換を行った。 一方、インド側を代表して来日したSingh博士(インド中央鉱山研究所長)とDube博士(インド中央鉱山研究所主任研究員)がインドにおける地下空洞掘削技術の現状と研究体制について神戸大学にて講演を行った。さらに、両博士は日本における技術の現状とその水準を実際に把握することを目的として、東京ガス(株)の扇島LNG地下タンク、および東京電力(株)の葛野川地下発電所空洞の施工現場、さらに電源開発(株)本社を訪問し資料収集、および技術者との交流を行った。 このようにして得られた日本、およびインドの地下空洞掘削技術に関する、情報は一つの定まったフォーマットに従って整理し、データベース化することにより今後の相互協力の基礎資料を作成することが可能となった。またインド側技術者の日本訪問により、日本側の現状を十分に伝達することができたため、次のステップとして日本側の研究分担者がインドを訪問し日本の技術をさらに詳細にインド側に伝えると共に、インドにおける、特に鉱山を中心とした地下空洞掘削に関する技術の現状を把握し、相互に有益な情報交換、技術協力の体制作りについて、今後も継続した活動を展開して行く予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)