Project/Area Number |
09895024
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
電子デバイス・機器工学
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
小林 猛 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (80153617)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斗内 政吉 大阪大学, 超伝導エレクトロニクス研究センター, 助教授 (40207593)
早川 尚夫 名古屋大学, 工学部, 教授 (60189636)
小田 俊理 東京工業大学, 量子効果エレクトロニクス研究センター, 教授 (50126314)
岡部 洋一 東京大学, 先端科学技術センター, 教授 (50011169)
井口 家成 東京工業大学, 理学部, 教授 (10011173)
|
Project Period (FY) |
1997
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
|
Keywords | ボルテックス / 高温超伝導体 / SQUID / 量子効果 / 医用工学 / フォトニクス |
Research Abstract |
特定領域研究A「ボルテックスエレクトロニクス」のスタートを目指して研究者の組織化を進めると共に、ボルテックス工学の基礎に関する諸事項の調査・整理・研究を進めてきた。 酸化物高温超伝導体を舞台に展開するボルテックス工学の目玉は何と言っても生体磁気計測への応用が切望されているSQUIDである。この企画調査研究においては、高温超伝導SQUIDの研究現状を詳細に調査して問題の所在を明らかにすると同時に解決への途を検索した。性能からみれば、液体窒素温度冷却のままでも脳計測に適用でき得ることが分かり、その展望が極めて明るいことが知れたのは大きな成果であったと言える。基礎研究と合せて、SQUID研究を着地させるための方策についても種々検討してきた。 新しい研究の切り口についても調査・検討した。どうやら、研究の切り口は「ボルテックス・フォトニクス」になりそうである。ボルテックスの光制御は新しいチャレンジであるばかりか、工学分野への発展も今後大きそうである。 幸い特定領域研究A「ボルテックスエレクトロニクス」が採択され、平成10年度からスタートできることになった。
|
Report
(1 results)
Research Products
(6 results)