メソ多孔性シリカへのナノ粒子金、銀触媒の合成とアルカン部分酸化触媒反応への応用
Project/Area Number |
09F09755
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Catalyst/Resource chemical process
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
辰巳 敬 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (30101108)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ZHAO Hong 東京工業大学, 資源化学研究所, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2009 – 2010
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
|
Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2010: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Keywords | ナノ材料 / 触媒・化学プロセス / ゼオライト / 酸化触媒 |
Research Abstract |
H21年度において、メソ多孔性シリカおよびゼオライトを水熱合成法により調製する際、段階的に昇音させることで構造規則性の高い触媒が得られることを見出している。H22年度において、触媒の洗浄条件や乾燥温度に着目した結果、これらは触媒活性に影響を及ぼすことを見出した。とくにエタノールを用いて洗浄し70℃で乾燥させた場合、最も高い酸化触媒活性を示した。 さらに活性向上の原因を明らかにするために触媒の構造解析をFT-IR、TG-DTA、固体NMR等を用いて行った。その結果、最も活性の高い触媒では表面のシラノール基が減少し、シリケート種の縮合度が向上していることが分かった。合成後の触媒の洗浄、乾燥工程により触媒の疎水性を高めることができることが分かった。
|
Report
(2 results)
Research Products
(2 results)